當寺、ホームページへお運び頂き深謝に感じます。

さて、本日は當寺の寺紋「竜胆(りんどう)」の花について、お話を致しましょう。

ご存知の方も多いかと思いますが、竜胆はリンドウ科、多年草で原産地は日本。草の丈は15cmから1m程と幅広く、9月から11月に花期を迎えるとのことです。

その根が、熊の()よりも苦いことから「竜の胆(最上級に苦い)」の意味でこの名前がついたそうです。

根は、健胃・消炎・鎮静の薬。

晴れたときのみに、花開くとのことです。

この花の花言葉のひとつに「あなたの悲しみに寄り添う」があります。他に「誠実」・「正義」等も。

花言葉を知った時、身の引き締まる想いとなりました。

本来お寺の役回りは、逝く方・現世の方双方の魂に寄り添い、癒すことではないのかと・・・

花言葉を知ってから、それまで以上に心を込めて読経させて頂くようになりました。

因みに、私の生まれた日は秋の彼岸の中日・・・僧侶と成るべくして生を授けて頂いたの想いから、重責を感じ、日々精進を致しております。

ささやかながら、皆様のお役に何らかの形で立てればと思い、より多くの方に當寺を知って頂きたく、平成23年冬の頃にホームページを立ち上げました。

本日は、「ようこそ 最乗山鳳林寺 公式ホームページへ!」

合掌

2012年(平成24年)2月吉日