つつしんで新年のご挨拶を申し上げます。

本年も日本は、災害復興をはじめ、経済状況等、問題は数知れず、まだまだ山積であります。

本来、僧侶とは、逝かれ仏様となられた御霊のご供養のみならず、生きておられる皆様を、平和な穏やかな心で、幸せへとお導きさせて頂くお役目も担っている・・・そのように思うのです。

曹洞宗の一寺院の住職ではありますが、宗派という枠に捉われることなく、又、男女、職業、生まれ育った環境、国籍、価値観の違い等を互いに認め、支え、許容し、理解を持ちながら、誰もが幸せを見失わないような世の中となりますように、微力ながら祈念致してまいります。

そして、その祈りを通して、日本を、或いは世界を、元気に平和にする・・そのようなスタンスで精進致してまいりたいと思います。

さて、例年の行事ではありますが、当月28日正午より、一願不動明王前にて、初護摩供養を執り行わせて頂きます。

檀信徒様は勿論のこと、近隣の皆様はじめ、どなた様でもお参り頂けますので、どうぞお立ち寄りを頂きますようお知らせ申し上げます。

当日は、宗派を問わず、ご家庭ご家族の皆様の御多幸御健康を、私自身が心を込めて祈願致しました御札・御守のご用意もございますので、是非、お集まり頂きますようお願いを申し上げます。

皆様の更なるお幸せをお祈り申し上げ、新年にあたりましてのご挨拶に代えさせて頂きます。

合掌

2013年(平成25年) 1月吉日