いよいよ令和の世になりました。

令和天皇陛下で、126代目の天皇陛下であらせられます。

歴史的な事実ですが、終戦の時、当時の天皇陛下である昭和天皇は、

アメリカの将軍のところに、ほとんど護衛もつけずに謁見に行かれたとのことです。

そして、このようにお話しされたそうです。「私自身の身分と命を引き換えに

日本の全国民の命と安全を保障してください。戦争の責任は、すべて

私にあります。」そのようにおっしゃいました。

その結果、現代まで日本は、戦争のない平和国家を築くことになります。

昭和天皇のこのお覚悟を込めた申し出に、当時のアメリカは、

深い感動と驚きを持って、「歴史上、このような君主は存在しなかった」と言いました。

 日本は世界で一番慈悲深い君主に守られた国家であります。

 私達日本国民は、新しい令和の時代を、強い慈悲の心を抱き、

 新しい時代を我々一人ひとりが、創っていかねばなりません。

 御仏の教えの中に、慈悲の光は人生において最も尊きものと説かれております。

 新しい世に、あなた様の心の片隅にでも、このお話が届きますように祈ります。

                                               合掌

令和 元年(2019年) 五月 佳き日