檀信徒様、當寺ホームページをご覧の皆様、この度の、新型コロナウイルスに依り、

不安・心配等で、お気持ちが暗くなっておられませんか。

愚僧は、視点や考え方を変えることで、心穏やかに和やかに過ごさせて頂いております。

これまで、行き届かない事も多々あったであろう、家族とのコミュニケーションの時間、

沢山頂けることに幸せを見出しております。

夫婦・親子・兄弟…だから、当然互いのことは熟知していると思い込んでいるが、

実は燈台下暗しのようであるやもしれません。

先日、娘が言い出したことが発端で、"インタビューごっこ遊び"にとなりました。(笑)

意外と知らなかったり、思い違いもあったりとで、互いに、びっくり!かつ新鮮!でありました。

この時期だからこそ出来たことなのかなあ〜と感じます。

娘と家内と愚僧の他愛ないけれど、かけがいのない時を過ごせたと思っております。

この"インタビューごっこ遊び"は、電話でも出来ますので、家族だけではなく、ご友人やお仲間等、

お互いをより理解しあい、友情や親交をより深めたり高めたりするのにもよろしいかと思います。

この時期、心がふさぎがちになるやもしれませんし、外出を控えることもありますが、

心の背中に想像の翼をつけて、思いのまま青空へはばたきましょう。心軽やかに、自由にのびのびと。

「おはよう」・「こんにちは」・「お疲れ様」・「頂きます」・「さようなら」・「ご馳走さま」・「おやすみ」…

挨拶や他愛のない会話の中に、ずっと一緒にという想いのこもった言霊を届けあう、家族や友人やお知り合い、

そのような大切な人が一人でもいる限り、心の元気は決して失せません。そのように思いませんか?

これまで、忙しすぎた方は、何もせずに、ダラダラするのも良いことだと思いますよ。

ダラダラも、心と身体の栄養になるかもしれませんから(笑)

新型コロナウイルスで、お気持ちが暗くなっておられる方に、元気を出して頂きたいと、気負ってしまい、

いつもにも増して、他愛のない「住職のお話」となってしまいました。(笑)ご容赦のほど。
                                

                                       合掌
令和二年(2020年)五月 佳き日